有馬切手文化博物館


 兵庫県神戸の有馬温泉にある「有馬切手文化博物館」に行って参りました


有馬温泉は、古く歴史のある日本三古湯の一つであり、
是非行かれるときは、温泉も入ってくださいね。



素敵な温泉街にありますが、有馬切手文化博物館までの傾斜がきつくて、
同じく傾斜があった山の上のノルウェーのリレハンベルの博物館を思い出しました。

リレハンベルは、遠かったです・・・ホント遠かった。
バスの本数がないので歩いていきましたが、
40分以上はかかりました。


でも、こちら有馬は7.8分ぐらいでしたね。




到着したしました!

2005年開設。
1871年郵便切手誕生から、現代までの切手が展示されています。


建物が粋ですね。すっごく素敵です。

昔、馬事博物館で使用されていたものを移設したとか。
財団で有馬に土地を持っていた人がいたので
有馬に設置したと教えてもらいました。




やっぱり丸いポスト素敵です。


かつて存在した日本の青い速達郵便専用ポスト

この美しいフォルム、素晴らしい色合い、良いものってなくなっていく。
なくなるから良いのか、良いからなくなるのか・・・・。


受付で入館料を支払います。

少種類ですが切手やハガキ、消しゴム、コップが販売されていました。


入り口を入ると、前島密の肖像が飾ってありました。
日本で郵便を作った人です。


撮影禁止で中は撮影できませんでした残念。
入り口だけです。



中はそんなに広くなくて、
この入り口奥に第一次展示室、
さらに奥に左に特別展示室、右に第二次展示室。

第一次展示室には、
郵便行季(ゆうびんこうき)肩に担いで走って輸送していた時代のものや
春慶塗掛箱 昔の郵便ポスト、木製の掛け箱
郵便差出箱2号等展示してありました。

さらに館長の故・金井宏之氏のコレクションが数多く展示されていて、
世界的な切手収集家(郵趣家)で、数々の切手の賞を受賞
それも展示されていました。




 それから、中でも真珠貝の郵便は驚きました、
100年前にオーストラリアで書留便として郵送されたものだとか。
(博物館のホームページに画像があります)




私が行った時の特別展は、摂津国の初期郵便印でした。
摂津国とは、大阪、兵庫の南東部の古い国名です。
明治4年から21年までに使用された郵便印で
古い封筒が並んでいました。



第二展示室では、130余年の間に発行された普通、記念切手等を
発行年代順、系統的に解説付きで展示パネルに並べられています。



歴代の郵便ポストのミニチュア(非売品)が飾ってあったり。



日本の昔の切手は、しびれますね。
手彫り切手カッコイイです!



ルーペをもっていきましたが、博物館にルーペが置いてありました。
切手を拡大して思う存分見れました。



博物館のスタッフさんがとても親切で
色々質問に答えてくれました。


お話聞いていて、
切手とか、郵便は、ホント好きなように自由に
自分なりに収集したり、使用したり、
自分なりの楽しみでいいんだな、って思いました。

    
※ちなみに「切手文化博物館  友の会」 というのがあり、
年会費1000円で本人のみ期間中入館料無料、
博物館ニュース発行都度お届け
切手収集の指導を受けれる
という特典があります。


入館料が500円なので、こちらの方が得だなーと後から知って思いました。
近くの有馬観光協会でも割引券があるらしいですが
博物館ニュースが送られてくるので、友の会の方がいいなと思いました。



とても素敵な切手文化博物館、
雰囲気だけでも伝わったかな。
楽しかったです!
ありがとうございました。
2012年11月21日



参考文献 
神戸市北区有馬町663-3
切手文化博物館