「グリコのおまけが切手だったころ」パート2 世界ではじめての原色カタログ

グリコのおまけ 切手カタログ 「ぼくらの切手カタログ1964年版」

サイズは、12.7×18.3cmで80ページになる小さめの冊子なんですが、

なんと当時、原色カタログは、世界初だったそうです。

しかも原寸、カラー。



(これは3ページ目です)

今は1972年からの郵便切手類模造等取締法で、
禁止されていますので、カタログなどで切手を掲載する場合は斜線が
必須となります。



目次をめくるとはじめに、2ページ目にカタログの使い方が記載されています。

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切手の収集は世界的に共通した楽しい趣味で、世界じゅうの人たちが切手を
集めて楽しんでいます。

さいきん日本でも切手収集が盛んになりましたが、わが国の切手収集は
切手をコツコツと集めて楽しむのではなく、小学生までがシートで集めて
そのまましまい込み、値上がりを待つという間違った収集をしています。

切手のほんとうの楽しさは、1枚ずつ世界各国の切手を集め、その図案を調べたり
分類して整理したりすることから生まれるのです。

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一部です。まだまだ長い文章なんですが、時代を感じますね。