2020年1月

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今日の切手は、1976年のスイスの自動化切手です。

スイスは1976年8月9日より4局で自動化切手の使用が開始されました。

この自動化切手は郵便料金前納として通常切手と同様に使用し

郵電省(PTT) と民間業者のプラマ社の共同開発で設置した自動販売機は

5サンチーム刻みで必要な額面を発行でき、機械内部に入っている地紋が

印刷済みの切手に額面を赤字で印字しながら1枚づつ発行するという仕組みです。





額下部に自動販売機の番号が印刷されます(A1、A2、A3、A4)

なお、画像の切手のカタログ評価額は、合わせて20,750円です。
今日の切手は、在中国局用切手です。



アメリカは1868年に上海に郵便局を設け、初めは本国の切手を使ってましたが、
1919年からはこのような加刷切手を使用しました。
1922年末に閉局になり、短い期間の使用に終わりました。