晴れ☆店長日記

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 パンダのロゴの変遷

WWFのパンダのロゴは、とても有名ですが何回かデザインが変わってます

こちらが初回のロゴ 

フランス切手 1969年 WWF 地中海野牛 1種

 

WWFによると、創設当時話題になっていたロンドン動物園のジャイアントパンダをもとに デザインされたそうです。

2回目のロゴ オランダ切手 1971年 世界自然保護基金のパンダのシンボル

 

 

 

3回目のロゴ ここからWWFが入ってますね。

ボツワナ切手 1977年 WWF 動物 オオミミギツネ 5種

5回ほどパンダのロゴが変わっています。 (1961年、1961年、1974年、1986年、2000年)

 

 

 

4回目のロゴ 

タジキスタン切手 1996年 WWF 動物 マヌルネコ 4種

 

 

2000年からはこのロゴになっています。WWFがより太文字に。

モーリシャス切手 2003年 鳥 WWF モーリシャスホンセイインコ 4種

※WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立 野生動物の保護や地球温暖化防止など取り組んでいます。

 

パンダのロゴ愛らしいですね。

マケドニアの表記が、2019年2月15日北マケドニアに。

 

以前の表記 マケドニア語 キリル文字。

 

切手も REPUBLIKA MAKEDONIJA 英語 3カ国語表記に変わっています。

Република Северна Македонија マケドニア語

Republika e Maqedonisë së Veriut アルバニア語

REPUBLICA OF NORTH MAKEDONIA 英語

当店のお客様で福岡県O様の切手ブログ「小さな切手で見る世界」ご紹介いたします!

当店でご購入頂きました、神話や童話切手、鳥やお花切手など多彩にかつ詳細にご紹介されています。

特にO様ご自身がカメラでとらえた鳥やお花、景色、月などが美しくて私はいつも見入ってしまうほどでとっても綺麗でお話も楽しいです。

中でも好きなページは、ツバメとその仲間(その5)で、アイルランド切手2010年ヨーロッパ児童書2種の紹介を、オスカー ワイルドの幸福な王子の物語が紹介されていて感動して私はコメントを入れました!

ウクライナに平和を!ー3では、ウクライナ切手2001年民話の紹介で、ウクライナ民話シルコの話も紹介されています。

他にも沢山見どころが満載です!

福岡県のO様の切手ブログ「小さな切手で見る世界」はこちらです。
https://stampetc12.blog.fc2.com/

小さな切手で見る世界



切手収集の楽しさが倍増します♪

O様、ありがとうございます、ブログ更新を楽しみにしています!

今日の切手は東アフリカ切手です。




1964年から1976年まで東アフリカ切手は、郵政のみの統合でケニア、ウガンダ、タンザニアの3ヶ国表記でした。



4ヶ国(ケニア、ウガンダ、タンガニーカ、ザンジバル)表記で発行された切手は唯一この東京五輪記念切手です。

タンガニーカから1964年にタンザニアに改名しました。


今日の切手は、トーゴ切手1990年のキノコ、金箔切手です。

石川博己著「キノコ切手の博物館」で紹介




トーゴ切手1990年のキノコ切手に金箔が施されています。

当店で販売しています。
https://zakka-zakka.ocnk.net/product/9709


とてもキラキラで綺麗です、デザインをより引き立て豪華な感じを与えていますね。


キノコの金箔切手は主にアフリカ諸国からボーイスカウトとの混合図案が多く
高額な額面の切手に施されています。

今日の切手は、世界遺産になったハンガリーの1972年発行貴腐ワイン産地の切手です。


佐滝 剛弘著書の「切手と旅する世界遺産」に紹介されています。





ハンガリーの有名な貴腐ワインは、2つの川が合流するトカイで川から霧が丘を覆い、その湿気で貴腐菌と
呼ばれるカビに冒されたブドウで、カビは水分を吸い取る為、甘さが濃縮された濃厚なワインだそう。

貴腐(きふ)ワイン飲んでみたいですね。

ワイン関連の切手は、当店でもご紹介しています。

ハンガリー切手 1972年ー2008年 ハンガリーのワイン産地 ブドウ 全25種 コレクション
https://zakka-zakka.ocnk.net/product/16524

お探しの切手の取り寄せなど可能でございますのでお気軽にお申し付けください。


今日の切手は、イギリスの1981年発行の蝶切手です。




西田豊穂 著書の「蝶の切手」にも紹介されています。

特定のシジミチョウは幼虫時代アリの巣の中でアリから餌をもらって成長することが知られています。

シジミチョウの幼虫の背中から甘い分泌物を出すことで相互に利益をもたらす関係ですが、



この切手のアリオンゴマシジミはアリから餌を分けてもらうのではなく、アリの幼虫を食べて育つ蝶で有名です。

英語圏ではラージブルーと呼ばれて人気の大型の蝶です。
今日の切手は、イギリス領ヴァージン諸島 1981年 クロタネソウ属 植物 花 5種の、時計と言う名前がついた時計草です。





串田均著、切手が伝える歴と時計の世界史でも紹介されています。



この花を見た当時の日本人は時計の文字盤を連想したので、トケイソウという学名が定められたそうです。

今日の切手は、ベルギー切手 2013年 ベルギーチョコレート 小型シートです。


この切手は裏糊を舐めるとチョコレートの味がするように施された切手です!

是非、体験してみてください!




ベルギー切手 2013年 ベルギーチョコレート 小型シート


今日の切手は、砂時計イルカです。

フォークランド諸島切手 1980年 イルカ 哺乳類 海洋生物 6種






串田均著、切手が伝える歴と時計の世界史でも紹介されています。








1824年に発表されたとき、十字架に似ていることから学名はLagenorhynchus cruciger「十字架のイルカ」と呼ばれました。


身体の模様が黒地に白で8を思わせる砂時計に見えるため、英名ではHourglass Dolphin「砂時計イルカ」と呼ばれています。

どちらも切手に記載されていますね。

日本の学名は、背びれの形状が鎌を連想させるため「ダンダラカマイルカ」(段ダラ鎌海豚)と名付けられました。
今日の切手は、スウェーデン切手 2011年 シュトルーヴェの測地弧 小型シートです。








佐滝剛弘著の「切手と旅する世界遺産」で紹介されています。


科学者シュトルーヴェが測量器具を使い地球の大きさの計測に成功、その測量の地点が世界遺産になりました。


世界遺産に登録されたのは2007年、10ヵ国にわたって遺産が点在するというとっても珍しい世界遺産です。


ちなみに著者は、シュトルーヴェの測地弧のページで、スウェーデンの世界遺産を全て制覇するためレンタカーで旅をされています、切手ファンで世界遺産ファンの著者の文面がとても面白い本なので是非読んでみてください。



ベラルーシ切手 2017年 シュトルーヴェの測地弧 小型シートも当店で販売しています。





今日の切手は、スペイン切手 1989年 クリスマス 2種です。






串田均著、切手が伝える歴と時計の世界史でも紹介されています。


カッコー時計は、当時アントン・ケッテラーが1730年に考案したとされ、

文字盤を山小屋に組み込み、木の葉の振り子、松かさの重錘、時刻が来ると小屋の窓

からカッコーが姿を現し時を告げる、その愛らしさが人気となりました。

日本には昭和初期に輸入、鳩時計として親しまれています。
今日の切手は、ボスニア・ヘルツェゴビナ スルプスカ共和国切手 2021年 保全動物 2種です。






多民族国家のボスニアヘルツェゴビナは、国内を三分する内戦が1992年からあり、現在もそれぞれの切手が発行されています。


見分け方は以下の表記です。

セルビア人のスルプスカ共和国Република Српска

ムスリム人のボスニアヘルツェゴビナ連邦政府 Bosnia l Herzegovina

クロアチア人のモスタルにある、ヘルグ・ボスナ・クロアチア人共和国
Herceg Bosna  Hrvatska Republika HP mostar
今日の切手は、

反戦絵画として有名なチェコスロバキア切手の ピカソ大作 「ゲルニカ」です。

印南博之著の「切手が伝える第二次世界大戦」でも紹介されています。


1937年、スペイン内戦で反政府側のフランコ軍を支援するナチス・ドイツ軍が
スペインのゲルニカの町を爆撃、無防備の住民1600人以上が亡くなりました。
この市民を巻き込んだ殺戮を知り、描かれた作品です。

作品の大きさは、3.49 m x 7.77 mで巨大な作品で、現在はスペインのソフィア王妃芸術センターが所蔵されています。





ピカソ ゲルニカ




今日の切手は、キルギス切手 2019年 毒キノコ 4種です。

板橋祐己著ビジュアル世界切手国名事典にも紹介されています。

中央アジア南東部にあるキルギス、

コーカンド・ハン国に支払いされていましたが1863年にロシア帝国に合併、
1991年にキルギスタンとして独立しました。

1993年に正式国名を、キルギスタンから、キルギスにしましたが、
切手は今も、キルギスタンと表記されています。

KYRGYZSTAN





今日の切手は、


たった1枚の切手を残して消えた国、カルパチャ・ウクライナの1939年の切手です。




斎藤毅著「世界切手国めぐり」にも紹介されています。

チェコスロバキアの国土は当時ルーマニアと国境を接していました、その地方はミュンヘン協定後、自治国となりこの切手が発行されました。


しかしすぐに(たった1枚の切手を残し)、ハンガリーに併合されてしまいました。
今日の切手は ギニアビサウ切手 2001年 フクロウ切手 小型シートです。







アフリカは独立に伴い国名を変更していることが多く

ギニアビサウも、ポルトガルの植民地でしたが、1973年に独立国名に首都名がつけられました。

ポルトガル領ギニア→ギニアビサウに

ローデシア→ ジンバブエに

バストランド→ レソトに

オートヴォルタ→ブルキナファソに

スペイン領ギニア→赤道ギニアに


他にも

ビルマ→ミャンマー

セイロン→スリランカ

コンゴ→ザイール

ダオメー→ベナン

今日の切手は、

ドイツ切手 1991年 モーツァルト 死去200年 【小型シート】と
北朝鮮切手 1994年 音楽 モーツァルト ベートーヴェン など 楽譜 4種です。





モーツァルト、初演のポスターとパパゲーノ楽譜”わたしは串刺し”より








大沼幸雄著の「切手が伝えるモーツァルトその生涯と旅」にも紹介されています。

モーツァルトは、1756年1月27日ザルツブルグに生まれ、35年10ヶ月の生涯のうち、約三分の一がヨーロッパ主要都市への旅でした。

父親が息子の神童ぶりをヨーロッパ各地に誇示するための旅だったけれども、彼に大きな影響を与えたとされています。




今日の切手は、

ハンガリー切手 1999年 切手の日 郵便馬車 250周年 小型シートです。








星野興爾著の「世界の郵便改革」で、駅伝逓送が紹介されています。

駅逓制度の歴史の中で3000年の長きに亘って手紙を運び続けてきたのは馬たち。

しだいに、逓送便は郵便馬車に変わっていきました。

1985年に英国ロンドンからエクセター間に登場し、路線はロンドンを中心に放射線状に拡張、

街道に沿って10マイル(16㎞)毎に駅停と厩舎が設けられ、馬世話係と御者のチームが常駐待機。

馬には公務役馬として、公傷と病欠の適用が認められていました。

今日の切手は、スイス切手 2008年 クリスマス 3種 です。








切手を見て、すぐに国名がわかりやすいものもあれば、分かりにくいものも多くあります。


斎藤毅「続世界・切手国巡り」でも紹介されていて、分かりにくいものをいくつか


今日の切手のスイス
スイス HELVETA (ヘルべチア)
18世紀末にナポレオン軍に占領されたスイスが一時ヘリべチア共和国になった為中立的な表記を選んだとされている。


ギリシャ HELLAS (へラース)

アルバニア SHQIPERIA (シュキペリア)

サウジアラビア王国 K.S.A

南アフリカ共和国 R.S.A

日本切手の表記は、大日本帝国郵便、日本郵便、大日本帝国郵便、日本郵便、そして 現在は 日本郵便 NIPPON と表記が変化しました。